思いつくことといえばいつも
毎日ブログをかいているのだが、新鮮な経験が本当にないので、頭の中のことしか書けない。
夜が来ると、時間がない、何を書こうと焦り始め、どうにか思いついたテーマで推敲もせずに急いで書く。
読み返すと誤字があったり接続がおかしかったりして、読めたものではないのだが、それ以上に恥ずかしいのは、似たようなことを繰り返し書いているということだ。
「これこれこういうことしてる人がいるけど俺はこれをしないほうが良いと思う。」
おおむねこういうことしか書いていない。
記事を一つ読んだ人と全部読んだ人の間に、受け取った情報量の差がほとんどない。
毎回自分の中ではうまいことを言った気になったり、思ったことを発信できた気になったりしているのだが、一度頭を冷やしてから客観的になってみると、なんてことはない。
むしろ寒かったりする。
いろんなところにアンテナを張って、いろんなテーマについて鋭い視点で書ける人がいる。
それが本業だったり、そもそも毎日書いているわけではなかったりする。
しかしそういう環境の違いのほかにも、はっきりとした能力的な差がある。
私は、「面白い面白がり方」ができないのだと思う。
ぼーっとしながら本を読んだりゲームをしたりするから、大した感想を持てない。
ものすごく面白いものに出会ったとしても、文章力だとか語彙力だとかが乏しくて、何がどう面白かったのか表現できない。
できないことを自分でも薄々気付いているので、アニメだとか漫画だとかをそうやすやすとは誉められない。
好きな人からしたら、変な褒め方されるのはけなされるのと似たようなものだと思うし……。