ゲーム
最近、ゲームをやりすぎている。
ただでさえ文学部は他の学部より授業が少ないのに、一人暮らしで友達も全然いないので、周りの大学生より一人の時間がすこぶる多い。
そんなだから放課後に授業の予習を終わらせ、ご飯を食べたら完全に孤独だ。
で、そこからずーっとゲームをしている。気づけば日付を回っていて、慌てて寝るから寝付きが悪い。慢性的に寝不足だ。
本とか読んだ方が絶対にいいな、と思っている。たくさん読みたい本がある。だけど、どうにもうまくいかない。精神的な問題が邪魔をしてくる。
大学の勉強は予習による比率が高く、常に何らかの授業の課題が私を追いかけてくる。空いた時間に教科書を読んだりして、情報を集めておかないと、期限に間に合わなくなって痛い目を見る。そういう経験を春、夏学期に味わった私は、まだ何週間も先のレポートのことが気になって気になって仕方ない。
頭の中で読書が勉強と同じ部屋に入っているらしく、その部屋では何よりも課題が最優先されている。課題のレポートと関係のない本を読んでいると、頭の中がそわそわしてきて、集中できなくなる。かといって、そんなに早くレポートを終わらせるような力量も根性もない。投了。
どうにもゲームは部屋が違うらしく、いくらやっても止まらない。むしろ、やればやるほどやりたくなるような勢いだ。
加えて、今やっているゲームは自由度が高いというかシナリオが非常に緩く、プレイに区切りをつけづらい。セーブもせずに先へ先へと進んでしまう。
気づけばクリア率が90%を超えている。さっさと終わらせてしまおう。そしてしばらくやめておこう。どうせ守れやしないないだろうが。