日記まがい

変わったことがあれば書きます

大人しくしていてくれ

「面白いなー、この人。」と思った人のツイッターのアカウントをフォローしたら、ツイッターがオススメのアカウントを紹介してきた。

その人と似た感じのことを喋る人だなーと思ってフォローしているのだが、ある時、方向性が違う人にダイレクトメッセージのスクショを晒されてバカにされたときに、急に烈火のごとく怒り始め、延々とその人のことをこき下ろすツイートをしていた。

(そんなことしないでちょうだいよ〜)と思ったし、だいぶ引いてしまったが、向こうからもフォローを返してくれているので、なんだかフォローを外すのを躊躇してしまい、放っておいたままにしている。

 

人が何かに対してめちゃくちゃ怒ってる様子が苦手だったり、インタビューの記事で記者側が上から目線の態度をとるのが嫌だったり、好きなものに浅い批評をして欲しくなかったりするなど、作り手に対しての勝手な要望を持っている。

完全に自分の好みの問題なので、もちろん本人に文句を言ったりはしない。

でも、そういうものを見かけるたびに「うおー」となる。

私の好きな面だけ見せていてくれ。と思う。

そんなことをネチネチネチネチ心の中で思っているのだが、そういう思想は全然自分に反映されていないような気がする。

 

私にとっての完璧な挙動をしてくれる人なんて、いない。1人もいない。当たり前だ。

だから、たまに、周りの人間の中身がみんな自分だったらいいのにな、と偉そうにも思う。

そんなことを思っているくせに、自分はムカついたとき物に当たったり、大学に合格したとき合格者の表の画像を大学名が分かるようにツイートしたりしている。

私は、他人をバカにしているとき、自分のいいところしか思い出していないのだ。

もし他人だったら300倍ぐらいカス人間扱いなのに、ただ一つ私が自分だという理由だけで自分から優遇されている。

気付くたびに直すようにはしているのだが、根っこが腐っているらしく、無限に虫が湧いてくる。

こういうことを書いてもなお、自分の都合のいいように行動するのだと思う。

そのうち小説の浅〜いクソ考察とかをしだすと思う。

永久に殺虫し続けないと、よりクソ人間になってしまい、流石の自分も堪忍袋の尾が切れてしまう。

そうなったら、たぶん全部終わりだ。

 

フォローを外すのは怖いし、ブロックしているのがバレるのも怖いから、こっそりミュートにしている人がいる。

たまにカモフラージュで適当なつぶやきにいいねしたりする。

そんなの気にするような身分でもないのに、変に自意識が過剰だ。

こうやって落ち着いて、自分の行いを省みていくと、ぼろんぼろん悪いところが出てくるのだが、普段は本当に気付いていない。

だんだんムカついてきた。

自分じゃなかったらぶん殴ってるのにな。