日記まがい

変わったことがあれば書きます

2019年7月11日「同じ穴」

 知り合いの書いているブログが社会問題を取り上げようとしているのだけど、どうも視点に意外性がない。

 どこかで聞いたような話をそのまま書き写していたり、最終的に「一つの視点に縛られないことが大事なのだ」みたいなことを書いていたりして、それを見てどうするのだと思う。

 もちろん最近勉強していることのメモのようなブログであるならば少しづつ充実していけばいいのだと思うのだけど、どうも宣伝の仕方が「新たな視点を提供したるさかいに……」みたいな態度なものだからこいつマジで言ってんのかみたいな気分になっている。

 

 ただ、そういうのを悪く言っている人ばかりを見てきたせいでそういう視点が生まれているのだろうなと自認するところもあって、彼をはじめとしてそういう人たちはNAVERまとめをソースにするのに躊躇がないし、元の撮影者に許可など取れていないであろう孫引き、ひ孫引きのおもしろ動画まとめもどんどんリツイートする。

 そういうのに嫌悪感があるのは自分では内なる正義の働きかのように思っていたのだけど、実際はそういうことを言っている人の記事ばかり見ているから嫌なのが当然だという認識になっているだけのようだ。

 そもそもなんで悪いのか自分では論理だてて説明できないし、巨視的に見たら自分だってどこかで聞いたような価値観を振りかざしてそれを持たない知り合いにマウントをとっているだけである。

 すべてのことについてそもそもなんで良いのか(あるいは悪いのか)をちょっとぐらい考えてからモノを言うようにしていかないと、文句をぶつけた相手とやってることが同じだなと思った。